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1か月でスペイン語検定4級に合格するまで

更新日:2022年2月7日


バルセロナにあるコロニア・グエル

Hello everyone!

こんにちは、shunです。


今回は以前受験したスペイン語検定4級のことについて書いていきたいと思います! 少しでもこれから受験される方のご参考になればと思います,,,


◎スペイン語検定について

 スペイン語検定(西検)のHPでは必要語彙1,500語、数字は100万まで、講義を200時間受講もしくはそれに相当するレベルとされています、、、(西検4級が120時間だったのに比べて80時間も多いんですね。)立つ試験だと思います。で、1級は秋のみ受験可能です。

 ちなみに西検は日本国内でスペイン語力を測る資格の為、英検と同じく海外ではそれほど認知されていないとは思いますが、翻訳家を目指す方や自分のスペイン語の習熟度を知りたい方のためにはとても役立つ試験だと思います。


◎スペイン語検定4級の難易度は?

 西検のHPでは必要語彙1,500語、数字は100万まで、講義を200時間受講もしくはそれに相当するレベルとされています、、、(西検4級が120時間だったのに比べて80時間も多いんですね。)


 上記の記載だとわからない人も多いと思うので、レベル感を把握しやすくするために、最近では比較的よく目にするCEFR表を用いて英検と比較してみます。(違う言語のレベル感をはかるために開発された基準なのでこういう時便利ですね)西検4級はCEFRのA2に相当しますので、下表では英検の準2級と同じレベルと言えますね。

 個人的な所感としては、スペイン語を小中学校で学んでいない分、基本的な語彙が英語に比べて少ないため、英検よりはるかに難しく感じられると思います。

 僕の場合は大学で2年間、第2外国語として学んだこともあり英検と同程度の難易度に感じました。実際受験したのは卒業した後なので難しく感じたことに変わりはありませんが、、、

出典:文部科学省

◎西検4級合格に向けて

スペイン語学習において何よりもまず必要なのは単語力。この基本はどの語学でも変わらないと思っています。ということで4級レベルの単語は苦にならないレベルにしておく必要があります。

また西検4級はほぼ一通りすべての文法が出題範囲となりますので、しっかりと時間をかけて文法を理解することが合格への近道です。出題方式は4択問題なので運良く得点できる可能性はありますが、それは最後の手段です。スペイン語の習得を目指すのであればきちんと理解したうえで問題を解いていきたいですね。


個人的には聞きなれていない分、リスニングが一番難しいと思います。ある程度語順は決まっているので文法自体は理解しやすいのですが、スピードが速いのと主語がないので動詞の活用を聞き違えるとそれだけで正解が変わってしまいます。ここはありきたりですが、繰り返し聴くことでしか上達できないので、短期間での習得はかなり難易度が高いといえます。



巨匠ガウディの傑作、カサ・ミラ


◎西検4級対策に使用した参考本

 西検4級対策としては勉強期間が1カ月しかないことと、日々の業務が忙しく通勤時間と土日しか時間が取れないこともあり以下の単語帳と試験対策本のみで対策しました。


■スペイン語検定対策4級問題集

 「文法事項⇒練習問題⇒回答」というサイクルの構成となっており、試験で出題される内容のみを短期間で定着させるのに効果的な内容です。ただ練習問題の回答の解説はほぼほぼないに等しいです。笑

そのため、学習内容の復習をしっかりとしたい人には不向きだと思います。



■キクタンスペイン語初級編

 スペイン語は単語帳探しに苦労しました。英語のターゲットのような単語帳を探しても全然なく、なかなかいいものが見つからず初級編でレベル感もちょうどよかったキクタンを使用しました。1語1義で記載されているのに加えて、リズムで覚えられるので通勤の合間に口ずさみながら覚えていました。笑

 

 僕が勉強していた時は初級編までしか出ていなかったのですが、現在は初中級編まで出ているので、もし時間にゆとりのある方はそこまでマスターすれば問題なく4級は合格できると思います。

 




(番外編)

■一歩踏み込むスペイン語単語1000

少し難易度は高めですが、次の級なども見据えて勉強するのであればこちらの単語帳もオススメです。スペイン語の単語帳の中ではとても見やすくまとめられていますし、例文も子の単語帳に出てくるものを中心に記載されているので「この単語、前に見たけど覚えてないな」と見直すきっかけになるのがとてもありがたいです。上級を目指す方は是非お試しください。





◎勉強方法

■単語

 単語は毎日の通勤電車のみ(片道約20分)、毎日見開き1ページずつ覚えることを徹底していました。単語量としては10~15語/日くらいです。ただここで大切なのが前4ページ分の単語も同時に復習することです。つまり新しい1ページと足して5ページ分を学習します。5日間同じ単語学習を繰り返すことで簡単には忘れなくなります。←これ本当に効果的です。(主観ですが)


■文法・読解など

 1日1章解いていました。このやり方だと2週間くらいで終わるので、試験2週間前に問題集の巻末についている2台あるうちの一つの模試を解き、わからないところを復習。そして2週間後に残りの模擬試験を解き、苦手な部分を復習するというサイクルで行っていました。


■リスニング

 毎日の通勤時間でスペインのニュースPodcast「Noticia」と上記対策本付属のCDを繰り返し聞いていました。ニュースは正直レベルが足りなさ過ぎて何も理解できていなかったので、意味があったかは不明です。笑

それよりも単語(特に数字)の発音を練習して理解できる語彙を増やす方が試験対策には有効だと思います。


◎終わりに

 スペイン語の勉強だけではないと思いますが、語学勉強ではどんな参考書よりも辞書が必要だと思います。紙の辞書も時間がある方にはとてもいいと思うのですが、時間のない方にはわからない単語を調べて、使い方・例文まですぐに確認できる電子辞書が一番おすすめです。

 メーカーはどこのものでもいいと思いますが、僕はCASIOのEx-wordを愛用しています。スペイン語の辞書などは追加メモリを購入してメモリーカードを挿入すれば使用できるのでとても便利です。






 ちなみに、紙の辞書では大学時代から小さくて使いやすい「プログレッシブ西和・和西辞典」を使っていました。紙のほうがやはり勉強しやすいという方はこちらもおすすめです。


 今回の勉強期間は1カ月しかありませんでしたが、単語と文法のポイントを押さえれば十分に合格できるんだなと感じました。今はドイツ語の勉強に力を入れているのでスペイン語はいったんお休みしていますが、2023年に再度3級合格目指して勉強しようと思っています。また更新していきますので、一緒に頑張りましょう。笑


それでは、Hasta la vista!

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