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カナダに1年間留学したらいくらかかるの?

更新日:2022年8月16日


こんにちは、Shunです。

今回はカナダに1年間、“学生ビザ”で留学した際の費用について、実際にかかった費用を含めてご紹介したいと思います。


まず僕のカナダ留学の概要を知っていただく方がわかりやすいかと思いますので、お時間がある方は是非そちらも併せてお読みください。



僕の留学については、大まかに以下のような条件です。

・ 期間は1年間(8月末から翌年8月末まで)

・ ビザの申請等は全てエージェントに依頼。

・ ワーホリビザではなく学生ビザのため現地では無給。

・ 1年間語学学校に通い、いくつかの試験対策用コースを受講。

・ 最初の3ヶ月はホームステイ、その後はシェアハウスに居住。

ホームステイは全然良くない?ホームステイのメリット・デメリット


それでは早速見ていきましょう。

費用としては大きく分けると以下のようになります。


■渡航前に発生する費用

① ビザ申請費用等

② 往復の飛行機代

③ 語学学校の学費+ホームステイ費用


■現地で発生する固定費用

④ 一人暮らし(シェアハウス)費用

⑤ 交通費(バスの定期代)


■現地で発生する変動費用

⑥ アクティビティなどの遊びに掛かる代金

⑦ 食費・生活費・飲み会費用

⑧ 旅行費用



渡航前に発生する費用


ビザ申請費用等:¥139,800

僕はビザの申請もエージェントに任せていたので、この費用の中にはエージェントへの手数料等も含まれています。

この点、個人でビザ申請等を行えば手間はかかりますが節約できるので出来るだけ費用を抑えたい方は個人で行うことをお勧めします。


往復の飛行機代:¥215,720

通常は往復の飛行機を取ろうとすると帰りの日時を指定できるのは最長で3ヶ月までです。僕の場合は1年間と期間が決まっていたため、オープンチケットという帰りの飛行機の日程を後から決定できる航空券を購入しました。


大学の休学期間の関係もあり出国が8月末だったので、航空券もハイシーズンの価格でした。後悔はしてないですが、今考えるとだいぶ無駄な費用を払ってますね、、、


語学学校の費用+ホームステイの費用:¥2,181,700

上記には語学学校の費用は1年間(52週間)の学費、ホームステイ費用は3ヶ月(12週間)分が含まれます。

僕は通っていた語学学校「Global Village」で用意されていたホームステイプランで申し込んだため、学費と一緒にホームステイ費用も渡航前に支払いました。


内訳は以下の通りです。(CAD1=約¥90)

・ 授業料:CAD385/週×52週=CAD20,020

・ ホームステイ(3食付):CAD240/週×12週=CAD2,880


渡航前に支払う費用だけで200万円以上もかかるので、やはり北米への留学は安くないですね。


■現地で発生する固定費用


一人暮らし(シェアハウス)の費用:CAD550/月

これは完全に物件によって異なります。

現地の掲示板サイトのjp.canadaやcraigslistを通じて大家さんに連絡し、内見し居住が決まったら家賃の支払い方法や家のルールなどについて教えてもらいます。

僕の場合は毎月1日に大家さんへcashで手渡していました。

家の様子はこちら(写真)


ちなみにビクトリアの家賃相場はというと、

シェアハウスの場合:CAD400~700

部屋を借りる場合:CAD1,200~1,600

くらいだと思います。


日本と同じく条件が良ければ家賃は高めになりますし、何かを妥協すれば安く済みます。

シェアハウスではキッチンや洗濯機はどうしても他人(しかも外国人)と共同になってしまうので、神経質な人は信頼できる友達と一部屋借りて、家賃を半分で済ます方が安く気楽に住めていいかもしれません。


ちなみにカナダでは家具はほぼ全部備え付けで、電気、水道、ガス代も全て賃料に含まれています。引越も荷物だけ持っていけばいいので日本と比べてお手軽に引っ越しができます。


バスの定期代:CAD45/月(YOUTHの場合)

本来、大人向け(ADULT)であればCAD90のはずなんですが、僕は学生ということでCAD45のユース向け(YOUTH)を使ってました。最初はホストファミリーが用意してくれたんですが、正直合法なのかはわかりません。笑

そのあとはずっと“same one please”と言って使い続けてました。

でも僕よりも10個年上の人も使ってたので、そういうものなんでしょうね。笑


■現地で発生する変動費用


アクティビティなどの遊びに掛かる代金:CAD10~300/月(種類と頻度による)

これはいうまでもなく何をしてどのくらいの頻度アクティビティに参加するかで大きく変わります。例えばサッカーやバスケのように無料で参加できるものもあれば、週末の旅行などに参加したければ1泊2日でCAD200のものもあります。


僕が覚えているので代表的なものは以下です。

・スポーツ系(サッカー・バスケ・ホッケーなど)・・・CAD0~15

・美術館ツアー・・・CAD10~20

・ビール工場見学・・・CAD25~30

・映画鑑賞・・・CAD10

・ロッキー山脈ツアー(3泊4日)・・・CAD500

・ウィスラースキーツアー(2泊3日)・・・CAD350


個人的には、最初の2カ月は友達を増やすために積極的に参加して、その後は好きなアクティビティに参加するだけになってました。というのも、だんだん英語を覚えてくると学校のイベントに参加しなくても、友達同士や自分自身で散策や旅行も含めてある程度のことはできちゃうんです。それでも、ほぼ毎日イベントが開かれてるので、あらたな友達を見つけたりするにはとてもいい機会なので活用しない手はないです!



食費・生活費・飲み会費用:合計CAD400~600/月(シェアハウスの時)

食費:CAD200

普段の食事はパスタ、ごはんと野菜炒めなど安上がりな食生活でした。笑

ランチにしても、いつも前日の晩飯を多めに作って弁当に入れて持って行っていたので、正直全然かかりませんでした。土日に友達とレストランに食べに行ったりはしてましたが大体CAD15前後なのでそこまで大きな出費ではなかったですね。

生活費:CAD10前後/月

正直普段の生活の消耗品はトイレットペーパーとワックスと石鹸ぐらいです。化粧水と乳液は現地で一回買えばなくならないですし、あとは電池も1回だけ買いました。先述したように電気代や水道代も家賃に含まれてるので生活費にはそんなにお金はかからなかった印象です。

飲み代:CAD300~400

これは完全に人によります。僕はお酒が全然強くないですが、飲みに行くのは好きなので、英会話のトレーニングも兼ねてほぼ毎日友達と飲みに行ってました。(学生ビザだったこともあり放課後アルバイトもできず、学校は14時には終わっちゃうので、飲みに行かないと正直めっちゃヒマなんです。笑)

ただ僕の場合は友達にスイス人が多くて、彼らのスタイルに助けられて節約できました、、、笑

彼らはだれか一人がピッチャーで飲み物を買ってきて、なくなったら次は隣の人が買ってきて、と順々に買うんです。そして最後のほうはみんな酔っぱらってもはやだれが買ったかわからなくなってるんで勝手に買って注いでくれちゃうんです。笑

(スイスは物価が高くて、お金持ちなのでそもそも出費を気にしてないのもあります)

このスタイルに便乗したおかげで、ほぼ毎日飲みに行っていた割にはそこまでの出費にはなりませんでした。

決して安くはないですが、楽しく英語の練習をしたと思えば価値のある出費だったと思います。


旅行費用:CAD2,000~3,000

僕の場合はせっかくカナダにきたので、多少お金をかけてでもいろんな所へ旅行しようと思い、いろんなところに行きました。ここはもう財布との相談ですね。

バンクーバー、ロッキー山脈、トロント、ケベック、オタワ、モントリオール、カルガリー、イエローナイフといったカナダの各都市や、アイスランド、スイスなど友達を訪ねる旅も含めていろんなところに行ったのでその分出費は大きかったです、、、



◎まとめ

ここまで見てきましたが、ざっと計算するに、1年間の留学費用は合計で約400万円以上使ってる計算ですね!私立大学の4年間の授業料と同じだけの金額が1年間でかかるので、やはり北米留学は高いなという印象です。

当時は学生だったので両親にお金を借りての留学でしたが、改めて見るとこんなにかかってたんだなと。これだけの大金を用意してくれた両親には本当に感謝の気持ちしかないです。返済が大変ですけどね。笑

でもそれだけの価値がある経験だったので、後悔は微塵もしてないです。本当にこれっぽっちも。

なんならもう一回行きたい。


そう思える素敵な経験を皆さんにもしてほしいと心から願います。


Thank you everyone for reading!

See you soon!

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