投資信託で選ぶべき銘柄は2種類だけ!
Hello everyone!
こんにちは、Shunです。
今回は僕が社会人2年目の時から今も続けているつみたてNISAの銘柄についてご紹介したいと思います!
=[目次]=
1. 投資信託とは
2. つみたてNISAとは
3. 選定基準は?
4. 選ぶべき銘柄は?
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1.投資信託とは
まず初めに、投資商品として最近よく耳にする投資信託とはどのようなものかを簡単にご説明したいと思います。
投資信託とは、一言でいえば「投資家から集めたお金を運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
わかりやすく図にすると以下のようになります。

集めた資金をどのような対象に投資するかは、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。
投資信託の運用成績は市場環境などによって変動するので、投資信託の購入後に投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもあります。このように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属します。
つまり、投資信託は銀行預金とは違い元本が保証されている金融商品ではありません。この点はしっかりと認識しておく必要があります。
2.つみたてNISAとは
次に、将来への資産形成方法としておそらく一番有名な、つみたてNISA制度について説明していきます。
つみたてNISAは、2018年1月からスタートした少額からの長期積立分散投資を支援するための非課税制度です。つみたてNISAの対象商品は金融庁が厳選した投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されていて、投資初心者をはじめ幅広い年代の方々にとって比較的安全で利用しやすい仕組みとなっています。

つみたてNISAでは、毎年40万円を上限として投資信託が購入可能です。
そしてココが一番重要なポイントですが、分配金と譲渡益への所得税が投資信託を購入した年から数えて20年間かかりません。本来であれば利益に対して20%かかる所得税が0になるのは長期的に投資をする際にはとても大きなメリットです。
非課税期間の20年間が終了したときには、NISA口座以外の課税口座(一般口座や特定口座)に払い出されます。なお、つみたてNISAでは、翌年の非課税投資枠に移すこと(ロールオーバー)はできないのでその年の非課税枠は使い切らないと損です。
現在つみたてNISAは2042年までの制度とされていますので、投資信託の購入を行うことができるのは2042年までです。2042年中に購入した投資信託についても20年間(2061年まで)非課税で保有することができます。
毎年40万円の非課税枠が20年間与えられるので、合計で800万円を非課税で運用することができる計算となります。これを例えば運用利回り10%で運用できれば資産としては880万円となります。
老後に2,000万円が必要といわれている内、約半分をつみたてNISAを利用することで蓄えることができる計算です。

3.選定基準は?
ここまでつみたてNISAについて説明してきましたが、では実際に銘柄を選ぶときには何を見ればいいのでしょうか。
僕が意識してみている選定基準は以下2つです。
信託報酬が安いこと
運用規模が大きいこと
1つ目の信託報酬とは投資信託の管理費用としてファンドに支払われる手数料のことです。これは投資信託を保有している間支払い続ける必要があるものですので、長期運用を前提とする以上は信託報酬が安いに越したことはありません。
2つ目の運用規模に関しては、運用規模が小さいと投資できる対象が少なくなってしまい分散投資という観点で微妙なので、できれば運用規模が大きいものを選びたいですね。
4.選ぶべき銘柄は?
さて、結局どの銘柄を買えばいいの?と思っている方が多いと思いますので、僕が思う買うべき銘柄をご紹介します。これはたった2つだけです。しかもどちらも米国株。
まず1つ目は、「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」です。こちらは中小企業も含めた全米4,000企業の株式を含むインデックスファンドで、S&P500やダウ工業株に入っていない銘柄にも投資が可能なため、分散投資にはもってこいです。
そして2つ目は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。これはいろいろなサイトでオススメされている銘柄なのでご存じの方も多いと思います。信託報酬がとても安いことが一番のおすすめ理由です。また、銘柄もその時々によって入れ替わっているので安定した成長を見込めることも魅力です。
なぜ全世界株式の投資信託を買っていないかというと、結局は米国企業の景気に大きく影響を受けてしまうためです。全世界株式の約50%は米国株式なので、米国の株価が下がれば全世界株式の株価も同様に下落してしまいます。それであれば強い米国株式が上がった時の恩恵を一番受けられる全米株式に投資をしたほうがいいと考えています。
最近は株安で米国株式だけに絞るのは不安という方もいるかもしれませんが、米国株はいつも大きな危機を乗り越えて成長してきていますので、問題視する必要はないと思います。
5.まとめ
いかがでしょうか。難しく考える必要はなく、月々無理のない範囲の金額でたった2つの銘柄に投資をすればいいことが分かっていただけたかと思います。
一時的に株安になったとしても、安い時に多くの投資信託を買っておくと株高になった時のリターンは大きくなります。長期的な視点に立てば現在の株安もそこまで不安視する必要はないことがわかるかと思います。
投資は自己責任ですが、投資しないことによって苦しむのも自己責任です。銀行に預けていてもインフレで貨幣価値が下がったら価値としてはマイナスです。それなら少しでも増える可能性のある資産に投資するのもいいのではないかと思います。
以上、shunでした!
それではSee you soon!