top of page

フェルメールと17世紀オランダ絵画展

更新日:2022年4月11日


Hello everyone!

こんにちは、shunです。


 今回はあの有名な「真珠の首飾りの少女」を描いたフェルメールと彼と同時期に活躍した画家たちの展覧会に行ってきました!今回もいつものように、印象に残った作品をご紹介します!


 そして今回は今までのように閉会ギリギリの鑑賞ではなかったので、これを読んでいただいた皆さんにも見ていただく猶予はあるかなと思います。素晴らしい展覧会なのでぜひ訪れてみてください。なお、今回は私の好きな画家、ライスダール(ルイスダール?)の作品が展示されていたので個人的にとても嬉しかったです...!


 今回の展示も写真撮影禁止だったため、ポストカードで印象に残った作品についてご紹介できればと思います!


それでは、早速ご紹介していきます!



1. 窓辺で手紙を読む女:ヨハネス・フェルメール

 まず一点目はこの展示会のパンフレットの表紙にもなっている、フェルメールによって描かれた「窓辺で手紙を読む女」。今までは少女の後ろの天使が描かれた部分はただの壁だと思われていたのですが、近年になってフェルメールではない何者かによってオリジナルの画中画が塗りつぶされていたことが判明し、最近まで復旧作業が行われていたそうです。

 誰が何の目的で塗りつぶしたのかはわかっていないそうですが、おそらくその時代の政治的背景などが関係しているのかなと想像しています。


 本来描かれていたのは、絵画の中に書かれている絵画で「画中画」と呼ばれるものです。作品が製作されたその時代の背景などを表す重要な要素で、17世紀の絵画には多く描かれています。


 大航海時代が始まった当時、手紙は最先端のコミュニケーションツールであったため、多くの作品の題材として手紙を書いたり読んだりする行為が取り上げられました。修復される前から、この作品に描かれている女性が読んでいる手紙は、おそらく航海にでている恋人からのものだろうと予想されていました。

 この作品の画中画で描かれているキューピッドは愛の象徴とされており、足元の踏み潰された仮面は欺瞞の象徴とされているといわれています。これらのことから修復後のこの絵は、正義の愛を表しているのではないかといわれています。

 このように様々な解釈や時代背景を鑑みて、作品が描かれた当時のことを想像するのはとても楽しいです。



2. アムステルダムのダム広場の眺望:ヘリット・ベルクヘイデ

 次の作品はアムステルダムの有名観光スポット、ダム広場を描いた作品。

 ベルクヘイデはアムステルダムの市庁舎や教会を徹底的に描き続けた画家として知られ、このほかにも数々の作品を残しています。とても温かみのある色使いにもかかわらず、建物の特徴などはしっかりと表現されているあたりがとても魅力的な作品だなと感じます。

 何年か前にダム広場を訪れたときの記憶がよみがえってきて、もう一度行きたいなとふと思わされました。現在は路面電車の線路なども通っていて、この絵が描かれた17世紀とは様変わりしていますが、人々や建物のにぎやかな雰囲気はそのころから変わってはいないのではないかという印象さえ受けました。



3. 鹿狩り:ヤーコプ・ファン・ライスダール

 続いては僕の大好きな画家、ライスダールの作品です。彼の作品には意味が込められていないものはないといわれているほど、それぞれの作品に対して意味を持たせることを重視していた画家です。

 この「鹿狩り」も例外ではなく、右の手前に枯れた木が描かれています。これは何事にも終わりが来るのだという栄枯盛衰を表していると考えられ、命の大切さを説いているといわれています。今ある時間を無駄にすることなく生きろと言われているような気がして、自分のやりたいことや好きなことに時間を使うように心がけようと思いました。


4.

手紙、ペンナイフ、羽根ペンを留めた赤いリボンの状差し:ワルラン・ヴァイヤン

 4点目は、静物画から派生しこの17世紀に確立された“トロンぷ・ルイユ”と呼ばれるだまし絵のジャンルで代表的な作品。

 だまし絵というと有名な「ルビンの壺」を思い浮かべてしまうのですが、このだまし絵は絵画とは思えないほどリアルに描かれているところが特徴的で、近くで見てもそこにまさしく羽根ペンや手紙があるのではないかと思えてしまうんです。

 面白いなと思うと同時に、花や食べ物などを描いた静物画とはまた違った、とてもおしゃれな作品だなと感じました。



 今回も例のごとく、紹介した作品の他にもたくさん興味深い作品がありました。中でも今回の展覧会には犬や鳥狩りが描かれているものが多かったことが印象的でした。犬は貞操を表す象徴として、鳥狩りは性的な寓意をもったものとして描かれるのですが、この時代では貞操観念についての重要度が今よりもずっと大きかったのかな…などと想像するのも面白かったです。


 僕の大好きな17世紀オランダ絵画中心の展覧会だったこともあり、今回の展覧会もとても楽しく鑑賞することができました。将来はオランダに住みたいなとひそかに考えているので、オランダ文化に触れる機会としても貴重な機会だったなと思います。


 ゴッホやライスダールが好きで美術館を巡るようになりましたが、毎回面白くてはまってしまいました。皆さんも美術に限らず身近にある好きなものについて、一度掘り下げてみると面白いかもしれません。


それでは皆さん、今回はこの辺で!See you Soon!

(ハリーポッター展は結局行けておらず、、、笑)

閲覧数:81回0件のコメント
記事: Blog2_Post
bottom of page