【海外】ニューカレドニアは天国みたいな国でした。 -旅行編-
更新日:2月6日

Hello everyone!
こんにちは、Shunです。
先日、人生で初めてニューカレドニア旅行に行ってきました!
あまりにも素晴らしい滞在だったので皆さんにもぜひ訪れていただきたいと思い、この記事がそのきっかけになれば幸いです。
今回は前回のつづきです!
==目次==
1. 基本情報
2. 旅の計画
現地プラン
航空券の購入
ホテルの予約
3.旅の準備
持ち物
服装
4. Day1 ヌメア(Nouméa)
ヌメアへの飛行機
空港から市内への送迎バス
ホテル Le Lagon
5. Day2 ウヴェア島(Ouvéa)
離島への飛行機事情
今まで見た中で一番綺麗な海
島内唯一のリゾートホテル
6. Day3 ウヴェア島、メトル島(Ilot Metre)
島一周ツアー
アトラクションのような送迎高速船
今までで一番贅沢なリゾートホテル
7.Day4 メトル島、ヌメア市内
見渡す限りの海
PCR検査
水上ディナー
カジノ
お土産
8.まとめ
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4. Day1
ヌメアへの飛行機
先述の通り、飛行機はパリからの乗継便だったので日本人よりはるかに多くの外国人の方が多く乗っていました。
長時間フライトは久しぶりでしたが、枕やアイマスクが配られていたのと、毛布も常備されていたので比較的快適に過ごすことができました。
ただSummer Vacationだからか子供連れが多く、まるで鳴き声のオーケストラだったのであまり眠れませんでしたが。笑
Air Caledoniaの機内食は初めて食べましたが、とてもおいしかったです!
1食目は白身魚のフライで、2食目はエビの入ったサラダラップでした!(もしかしてニューカレドニア名産の天使のエビ…?)
空港から市内への送迎バス
そんなこんなで到着したニューカレドニア、トントゥータ空港。
両替所はこの時間でも開いているので3万円を両替していざ外へ。22:40着の便だったので外は真っ暗でした。
空港からホテルのある市内へは40分ほどかかり、交通手段はホテルの送迎がない場合はバスかタクシーです。
バスは一人3200XFPです。遅い時間にもかかわらずシャトルバスが運行してくれているのはありがたいですね。
ただこのバス、注意しないと痛い目に遭うのでお気をつけて。
受付したグループから順に受付係が行先を紙に書いて運転手に渡すのですが、どんどん上に載せていくんでしょうね。一番早く受付した人が最後に回されます。
そして日本では信じられないことに効率とか関係なく行先に向かうので、自分のホテルに到着するまで同じ道を何度も行ったり来たりします。笑
僕らがホテルに到着したのは深夜2時でした。たまったもんじゃないです。笑
タクシー代は約9000XFPなので、3人以上の場合は間違いなくタクシーのほうが目的地にも早く到着できてオススメです。


ホテル Le Lagon
そんなこんなでホテルに着いたのは2時でしたが、ホテルの受付は問題なくチェックインすることができました!
僕らが宿泊したLe LagonはHilton Nouméa la Promenade Residenceのすぐ横に位置していて、翌日に出発するマジェンタ空港にもタクシーで15分ほどの好立地にあります。
お部屋も広くてきれいだったのですが、ただ一つだけ残念だったのはタオルが部屋に用意されていなかったことです。
フロントで貸してもらったのですが、明らかにバスタオルではなくバスマットでした…笑
フロントの人もあわてている様子だったので、いつもはこんな感じではなさそうです。ご安心を。笑
ちなみに成田12:00発の飛行機で、そのあと機内食以外は何も食べられないので、現地で何か手軽に食べられるものを持っていかないと空腹でかなりしんどいです。
僕たちはじゃがりこ(3人でひとつ)で頑張りました。笑
5. Day2
離島への飛行機事情
翌日は9:00発の飛行機に乗るためにホテルに手配してもらったタクシーでマジェンタ空港へ。
日本語を少し話せる運転手さんの話によると、前日は同じ行先への飛行機がストライキで飛ばなかったらしく、その事実を当日の朝に初めて知ってめちゃくちゃ焦りました…
運良く僕らの飛行機は飛んでくれたのですが、マジェンタ空港ではまだ抗議活動が行われていました。
旅行期間に余裕がない場合は、ウヴェアに飛べないことも考慮して代替プランも用意したほうがいいかもしれません。
ちなみに後で聞いた話だと、少数民族であるカナック族の女性パイロットの雇用契約が更新されなかったことに対する抗議だったんだとか。
どこの国でも少数民族の苦悩が垣間見えますね。

今まで見た中で一番綺麗な海
40分ほどのフライトを終えて降り立ったウヴェア空港はもはや民家ではないかと思うほど小さなかわいらしい空港。
預入荷物も八百屋さんで見たことあるような台に、職員の人たちが積み下ろししてくれるローカル具合。
宿の送迎車でホテルへと向かう途中で見えてくる海の綺麗さに、もう大感動。
沖縄やハワイとはまた違う、何段階にもちがう青、蒼、碧。人生で見た海の中で一番綺麗でした。



島内唯一のリゾートホテルと近辺散策
僕らが宿泊したのは島内唯一のリゾートホテル、Paradis d'Ouveaです。
ホテルについては以下の記事でも紹介していますので、興味があればこちらも是非ご覧ください!
ホテルに到着してもチェックインはできないので、4,000XPFでツアーに参加するか、ロビー・ビーチでゆっくりするかの2択になります。
どちらもおすすめですが、僕らは後者を選びました。(レンタサイクルがあるという情報があったのですが、実際は借りられず…)
チェックインまで3時間もあるので、スーツケースを預けて付近を散策する時間もたくさんあります。
オススメはムリ橋。橋の上からとてつもなくきれいな海を眺めることができます。
何とエイの大群まで見ることができました!黒い岩だと思って眺めていたら泳いでいるエイだと分かって大興奮。
他にも種類はわからないものの魚がたくさん泳いでいるのを肉眼で見ることができます。
ムリ橋の後はどこまでも澄み渡る海を眺めながらビーチを散歩するのも最高に気持ちいいです。
夕方は綺麗な夕陽を沈むまで存分に眺めて、サラリーマンの僕からしたら本当にQOL爆上がりでした。



離島ならではの苦い経験
ホテルの記事では記載しなかったものの、離島ならではのいい経験も書いておきます。
ホテルでの夕食を注文後、ワインだけすぐに運ばれてきてその後2時間料理が出てこないという事件がありました。
もう一組の外国人カップルも同じ状況だったらしく、彼氏さんが大激怒して僕らに話しかけてきて、俺らはお金なんて払わないから君らも払う必要なんかないよ、と言って部屋に帰ってしまいました。
僕らはその後食事にありついたのですが、ロブスターも黒焦げでなかなか苦い思い出です。笑
翌日日本人スタッフの方に話を聞くと、なんでもOuvéa島の人たちは自給自足が基本らしく、働くことへのモチベーションが高くないとのこと。
なんとも素敵な生活ではあるのですが、ホテルのオーナーさんも大変だなと感じた経験でした。
6. Day3
Ouvéa島一周ツアー
そんなこんなで翌朝、10:00発予定だった飛行機がストライキの影響で16:00に変更となり、早速ストライキの影響にぶち当たりました。笑
ホテル付近でできることはすべて終わってしまっていたので、島一周ツアーに参加し空港まで送ってもらうことにしました。
Ouvéa島は意外と広く、見どころ自体は多くないですが、車じゃないととても一周はできません。
世界遺産ムリの絶壁、セント・ジョセフ教会、カメの穴、地元食堂OKAFIKAなどなど運転手さんに連れてってもらい、飛行機の遅延も悪くなかったなと思いました。
特にOKAFIKAの料理は前日のトラウマがあったためびくびくしながらでしたが、ちゃんとした郷土料理だったので特別おいしく感じました。笑



アトラクションのような送迎高速船
さてNouméaに帰ってきてからは次の離島、メトル島への高速船に乗るためにモーゼル港に向かいます。
なおニューカレドニアは流しのタクシーがいないため、ことあるごとに呼んでもらう必要があるのですが、マジェンタ空港には数分おきにタクシーが来るので特に読んでもらう必要はありません。
モーゼル港は目的地によって桟橋?が異なっており、Doubletree Hilton行きはK0です。
受付はなく、船に乗る際に名前を聞かれるのでそこで答えれば乗せてもらえます。
メトル島までは高速船で20分ほどですが、この高速船、苦手な人はすぐダウンするだろうってぐらい揺れます。笑
ほんとにディズニーのアトラクションにもなるくらい揺れるので、怖い人は酔い止めを服用するのを忘れずに。


人生で一番贅沢なリゾートホテル
高速船で着いたメトル島のDoubleTree by Hilton Ilot Maitre Resortは夜でもわかるくらい素晴らしい場所です。
こちらもホテルの詳しい内容は以下記事に記載しています。
受付終了後に水上コテージに向かうまでの道だけでも感動しっぱなしでした。
飛行機の遅れがなければ夕陽も眺められたと思うととても残念ですが、またいつかリベンジしたいと思います。
また午後の時間は干潮で水上コテージから沖のほうへも歩いて行けるくらいの浅瀬になるらしく、本物の海中散歩も楽しめるようです。
そして帰るときに気づいたのですが、ウィンドサーフィンを目当てに日帰りでメトル島に来ている人たちも多く、次回来るときは挑戦したいなとひそかに思いました。
十分に充実していたのですが、やり足りないことは見つかるばかりです…

7. Day4
どこまでも透き通る海
翌朝は朝日を見るために5:30に起床。結局朝日を見れたのは6:30頃でした。
太陽は水上コテージとは反対側に昇るのですが、メトル島は歩いて一周できるほどの小さな島なので反対側へは簡単にいけちゃいます。
海に囲まれた島で見る朝日は初めてでしたが、都会や山の上で見る朝日とはまた違った綺麗さでした。
あたりも明るくなって部屋から海が見えるようになるとテンションが上がって思わず飛び込んでしまいました。
どこまでも透き通った海は、冬という季節にも関わらずとても気持ちよかったです。シュノーケルゴーグルを持っていなかったことだけが後悔…。



最後までお見送りが。
これは完全に偶然なのですが、メトル島からヌメアに戻る船の上から、クジラを見ることができました!
自然にホエールウォッチングまでできるなんて、さすがニューカレドニア。
今回の旅はいろいろな海の生き物たちに出会うことができました。

PCR検査
僕らはヌメアに戻って何よりもまずPCR検査を受けなければなりませんでした。(9/7からこの入国制限はなくなっていますのでご安心ください!)
港から歩いて10分ほどのところにあるクリニックでPCRを受け、結果が陽性であれば日本に帰れないという非常にスリリングな状況です。
結果はメールで受け取るのですが、僕のメールアドレスにだけなぜか送られて来ずに、頭を抱えました。笑
Hiltonの日本人スタッフの方に頼み込んで何とか結果を受領、無事に陰性でしたがドキドキでした。
市内散策
ヌメア市内は市街地からすぐそばに海があるため、散歩するのに最適です。
そんなヌメア市内には離島にはない観光名所がいくつかあります。僕らはそのうち、ヌメア市場とウーアン・トロ自然公園に足を運びました。
ヌメア市場は朝市が有名で、果物や魚などの生鮮食品から手作りお土産や洋服などなど多種多様なものが売られていました。
市場内で食事もできるので、タイミングが合えば新鮮な魚介類を食べてみるのもいいかもしれません。(僕らの昼食はガレットと決まっていたので今回はパスしましたが)
ウーアン・トロ自然公園までいくには緩やかな山道を10分ほど歩きますが、広くてゆっくりできる芝生エリアとそこから見える景色は歩いていく価値があります。
歩いていける距離に山(丘?)と海があるのは魅力的ですね。


水上ディナー
ニューカレドニアでの最後の晩餐はLe Roofという高級水上レストランで。
地元の食材を使った贅沢なフランス料理を堪能しました。
店内席とテラス席を選べるのですが、テラス席でもヒーターのおかげで寒い思いをすることなく食事を楽しむことができました。
店内席でも海や泳ぐ魚を眺めることができるので、どちらも同じように素敵な時間を過ごせると思います。
僕らは料理をシェアしようと考えていたのですが、フランス料理を甘く見ていました。
前菜・メイン含めて一人一皿ずつ注文することを強くオススメします。全然足りません。笑
〆におしゃれなデザートまでおいしくいただき、一人約10,000XPF。物価が高いといわれるニューカレドニアで高級レストランに入ったらこれくらいしてしまいますね。



カジノ
食後から空港に向かうタクシーに乗るまで約2時間弱あったので、歩いて15分のところにあるグラン・カジノへ。
ヌメアにはカジノが2つあり、グラン・カジノの他にカジノ・ロイヤルがあるのですが、見た目や口コミから判断するとグラン・カジノのほうが施設も充実している印象です。
僕らが行ったのは土曜の夜でしたが、ブラックジャックは1台だけ開いており、地元のおじいちゃんおばあちゃんが数人プレイしていました。
他にもバカラやポーカーの台がそれぞれ1台ずつ開いており、こじんまりとしていて初心者の方にも行きやすいのではないでしょうか。
おいてあるATMでクレジットカードのキャッシングができるので、現金がなくても任意の額を引き出して楽しむことができます。
ちなみに僕は30分で+35,000XPF稼いで早々に切り上げました…!とても上機嫌で日本に帰りました。笑

お土産
本当に気を付けてほしいのですが、ニューカレドニアはお土産が全くと言っていいほど売ってません。
ステッカーやコーヒー、キーホルダーなどは空港に売っていますが、あまり魅力的なものは売ってない印象です。
そして一番困るのは、会社の人に渡すようなバラマキ用のお菓子が空港に売ってないんです。あるのはハリボーだけ。笑
なので、せっかくだし現地で買いたい!という人は市内のスーパーやお土産屋さんで買っておかないと買えなくなってしまいます。
家に飾る装飾品や工芸品をお土産として購入する以外は、あまり期待しないほうがいいかもしれません。
ちなみに僕は家族用にスーパーでココナッツ石鹸と空港でコーヒーを買いました。
会社へは日本に帰ったときにお菓子を買って、ハリボーしかなくて、というお土産話とともに持ち帰りました。笑
8. まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
コロナ禍になって以来の海外旅行で、ドキドキワクワクしながら過ごしていたのですが、今振り返ってももう一度行きたいと思えるほど素敵な国でした。
これからどんどん規制等が緩くなってくると思いますが、ぜひ皆さんにも訪れていただきたいと強く思います。
ただ、今回は天気に恵まれたこともありこのように感じましたが、見どころの大半が自然ということもあり、天気が良くないとしんどい旅行先ではあるのでそこだけは運次第にはなってしまうのですが…
また、フランス語がすこしでも話せるとより快適に過ごせると思います。ただ、案内表示がフランス語・英語・日本語で表記されているように、日本人に対してとにかく親切な国なので、フランス語が話せなくても問題ないです。
いずれにしても、治安も良く現地の人々も親切で久しぶりの海外旅行で訪れる旅先としては最適だったと思います。
皆さんも是非、足を運んでみてください。
それでは皆さん、See you soon!