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ドイツ語検定2級に合格するために

更新日:7月17日


ハルシュタットの湖畔

Guten tag, zusammen!

こんにちは、Shunです。


さて今回は、僕が本気でドイツ語検定2級に合格するために取り組んでいる勉強法についてご紹介していきたいと思います!


3級までは2か月の勉強期間で合格することができましたが、昨年の1年間で働きながら2か月で2級に合格するのは難しいということが分かったので、今回はこれまでの反省も込めて3か月の勉強期間で合格を目指したいと思います。


=[目次]=

  1. ドイツ語検定について

  2. 独検2級の難易度は?

  3. 独検2級合格に向けて

  4. 取り組んでいる勉強法

  5. まとめ

====


1. ドイツ語検定について

ドイツ語検定(独検)は公益財団法人ドイツ語学文学振興会が主催しているドイツ語能力試験です。


レベルは5級~1級の6段階あり、CEFR(次項参照)のA1~C1(C2)まで対応しています。


試験は夏と冬の年2回で、準1級と1級は冬のみ受験可能です。


ちなみに独検は日本国内でドイツ語力を測る資格の為、英検と同じく海外ではそれほど認知されていないとは思いますが、自分のドイツ語の習熟度を知るためにはとても役立つ試験だと思います。


2. 独検2級の難易度は?

独検のHPでは必要語彙3,000語、講義を180時間受講もしくはそれに相当するレベルとされています。


これだと感覚的にわからないと思うので、レベルを把握しやすくするために、CEFR表を用いて英検と比較してみましょう。


独検2級はCEFRのB1に相当しますので、下表では英検の2級と同じレベルと言えますね。


個人的な所感としては、学校生活でドイツ語の基本的な単語すらも学んでいない分、基本的な語彙が英語に比べて少ないため英検よりはるかに難しく感じられます。




3. 独検2級に合格に向けて

3級の記事でも書きましたが、語学において何よりもまず必要なのは単語力です。


2級に合格するためには、少なくとも3級レベルの単語は苦にならないレベルにしておく必要があります。


時間がない場合は仕方ないですが、毎日10分でもよいので4級の単語、時間が取れるのであれば3級の単語も覚えると(当然ですが)ベターです。


またすべての文法が出題範囲となり、3級よりも細かい複数形や3基本形の出題もあります。


3級の時よりも時間をかけて文法を理解しないと合格は難しいです。出題方式は4択問題と一部筆記もあります。


そのため、適当に解いて得点を拾えるような試験内容ではありません。


個人的には単語、文法、リスニングどれをとっても当然ながら3級とは比べ物にならないくらい難しいと感じています。


ただ、その中でも比較的リスニングは簡単な印象を受けたので、しっかりと得点を伸ばしたいところです。


4. 現在取り組んでいる勉強法

ここからは、独検2級合格に向けて僕が取り組んでいることについてご紹介していきます。


  • 単語

僕が語学を学ぶ上で何よりも大事だと思っているもの、それが単語です。


ですが、現在出版されているドイツ語の単語帳で2級までの範囲をカバーしている参考書は残念ながら実はあまり多くありません。


3級の記事で紹介した「ドイツ語単語1800」も2級単語が掲載されていますが、それだけでは戦えないというのが受験してみた感想です。


そこで今回は新たに、「最効率!例文で覚えるドイツ語単語」を購入して単語学習を進めています。


この単語帳の特徴は、

①実用的な例文⇒単語の意味の順で構成されていること

②独検5級から2級までのレベルごとに構成されていること

の2点です。


特に①について、独検2級の文法や読解を進めていくにあたり、例文が実際に則したものであることはめちゃめちゃ重要です。


例文は280ほど載っているので、毎日10例文を学習すれば、約1か月で1周、3か月あれば3周はできる計算です。


それに例文一つ一つもそこまで重たいものではないため、毎日の通勤やテレワークの時に20分ほどで1日分は終えることができます。


(忙しい会社員の方でもその気になれば十分確保できる時間ではないでしょうか?)



  • 文法

先述のように、2級では文法についてもあいまいな部分は極力排除しなければ得点を稼ぐことは難しいです。


そのため、複数形や格変化、3基本形などの基本的な文法事項を一から叩き込む必要があります。


そこで僕が使用している参考書が「必携ドイツ文法総まとめ」です。


出版されたのはだいぶ前ですが、ドイツ語の文法は変わることはないので何の問題もありません。


内容的には基本的な文法の説明→基礎問題→文章和訳→指定の単語を用いて文章作成/和訳と繰り返し同じ文法事項について練習できるので、知識を定着させるのにとても効果的です。


21課で構成されているので、基本的に1日1課(分量が多いものは2課に分けて)こちらも1か月で1周できるようなスケジューリングをしています。


使用されている語彙などが比較的易しめなので、この本の後に「ドイツ語4週間Neu2級」も使用して文法の理解をブラッシュアップする予定です。



  • 読解

読解については単語や文法と違い、受験する試験内容に沿ったものが望ましいので、「独検合格4週間Neu2級」を使用して学習する予定です。


ただ3冊並行して学習するのは厳しいので、1か月は上記の文法の本を一周し、こちらはその後に取り組もうと考えています。


2級レベルの読解や文法を解く中で、理解が足りていない部分については文法の本を再度見直すというやり方が一番効率的ですし、最短ルートかなと現時点では感じています。



  • リスニング

リスニングについては正直良い勉強法や教材を見つけられていないというのが現状です…。


ただ、最近YouTubeで、「ドイツ語の耳を作る!初級リスニング訓練」を聴き始めました!


ドイツ語文章2回→日本語訳1回→ドイツ語の文章を見ながらもう1回という構成になっていて、文章はだいぶ平易なものですがリスニングのトレーニングにはとてもちょうどいいものとなっています。


ドイツ語の文章も見られるので、耳で聴いているだけでは理解が進まない人(僕はこのタイプなんですが…)も勉強しやすい構成なのがうれしいです。


ドイツ語習得という意味ではリスニングはかなり大事な要素なので、毎日5分でもいいので聴くようにしています。


(動画自体は2時間以上あるので、それくらいで区切らないとだいぶ疲弊します。笑)


本場オーストリアのザッハトルテ

5. まとめ

さてここまで、今僕が取り組んでいるドイツ語の勉強法について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。


去年2回も失敗しているので、今年こそ2級は突破したいと思い、日々少しずつですが勉強しています。みなさんのモチベーションアップや励みになれば幸いです。


また受験結果などもご紹介できればと思います。2級取得に向けて勉強されている皆さん、一緒に頑張りましょう!



Alles Gute!

それでは、Bis das naechste Mal!

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